「かわいい!」 ・・・と、現象が起こった瞬間、誰もが思わず笑顔になってしまうマジック。
品物が小さくなるマジックは人気の高い現象の一つです。 通常こういったマジックでは、マジシャンの手の中で縮みますが、これの画期的なところは相手の手の中で、しかも相手自身の手によって縮められるという点です。
つまり相手自身が 「ペンが縮んでいく感触」 を体感できるのです。
写真で見ると「ハンカチを掛けるのがクリーンじゃない」・・・と思われるかもしれませんが、実際には、むしろハンカチの存在こそが、このマジックの面白さの要となっています。
ハンカチで隠すと大抵の人は、その中が気になります。 「見えないところでマジシャンは何をやっているのか?」・・・と。
しかしこの「小さくなるペン」の演技では、実際にペンに触れているのは相手自身の手・・・ 左手の平に「ペン底」、右手はハンカチごしですがペンの上部を摘んでいます。 この時点では、まだ何も気になる点はありません。 問題はここから。 上から力を入れると、ペンは両手の間で圧縮されて縮んでいきます! 自分で持っているのですから、これは明らかに分かります。
・・・ここで強烈に気になりだすのです。 ハンカチの中がどうなっているのか・・・!?
そこでハンカチを取り去ると・・・本当に期待通りの小さなペンが姿を現し、驚きとともに、その可愛らしさに思わず笑ってしまいます。
「見えない」→「感触はある」→「想像する」→「中が見たい!」→そして・・・
この流れこそが、このマジックの不思議さと面白さの妙と言えます。
しかも、縮んだペンをそのまま相手に渡して何かを書いてもらうこともできます。 自分の手で、たった今縮めたペン・・・誰もが まじまじ と見つめてしまいます。
普通の文房具のように筆箱やペン立てから取り出して演じると、効果抜群! 見た目もごく普通のペンのようですので、簡単な即席マジックかと思いきや、予想を遥かに超えるトンデモ現象に相手の驚きと笑いも倍増ですよ!(^o^)
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