このマジックの面白さは画像や文章では全然伝えきれず、そこが残念でなりません。 (たとえ動画でもその真の魅力は伝わらないのではないかと思います。)
このハンカチの動きを実際に目の前で見ると、「不思議」だと感じる前に誰もがまず
「わっ!?・・・面白!!」
・・と、感じる事でしょう。(^^)
面白いのです。 とにかく動きが奇妙で面白い!
このマジックの演技はその面白さが「命」です。
ハンカチのアクロバティックショーとでも言いましょうか、この演技のトリックはタネだけを推測しようとすれば、もちろんいくつかは思いつくかもしれません。 それは当たっているかもしれないし、違うかもしれない・・・ですが、そんな事はこの際どうでも良いのです。
見ている人のほとんどが、「タネがあれか、これか」・・・等とは考えません。 少なくとも演技中は、そんな事よりもハンカチの動きを目で追う事に夢中になります。
それほど、このマジックの演技は人の目を引き付けます。
もし、あなたがマジックショーをするならば・・・オープニング前の軽いパフォーマンスに、これほど適したものも少ないでしょう。
慣れると本当に手軽にでき、何も言わずとも、あっという間に会場全ての人の注目を一瞬にして集める事ができます。 そしてそれは同時に、あなたのマジックショーの開始を意味し、すでに観客はあなたの世界の中に居るのです。
さて、ここで「まほうとまほう」らしく、これを子どもの施設におきかえて考えてみましょう。
もうお解かりですね。(^^) そう。あっという間に子ども達の注目を集める事ができる・・・! これこそ、まさに ”魔法”!(いや本当に、「そんな魔法が欲しい!」という声が聞こえてきそうです。(^^;))
一応、このマジックはパーティーマジックとステージマジックの間くらいの位置づけなので、マジックとして完璧に演じるには、少し距離があった方が良いです。
ですので小学校の教室など、最前列との距離が近い場合は、10~15秒くらいの軽い演技(しかも不意打ちが良い。)にして、タネがばれないようにしてお使い下さい。 そうすると、何度も使えます。(^^)
また、幼稚園、保育所などでは、じゃんじゃん使う事ができます。 オーバーアクションでピエロのように演じたり、あなたのキャラクター性を生かした面白いハンカチパフォーマンスで、子ども達を大いに楽しませてあげてください!(^o^)
最後に、ポイントを1つ。
手軽なアドリブ演技も良いですが、きちんとしたショーでは演技の手順(パターン)を自分なりに作るようにして下さい。
例えば
【1】手の平のハンカチが突然、鐘の音(もちろんBGM)とともに動き出す。 【2】ハンカチは空中へ逃げようとし、それをあなたは捕まえて降ろす。 【3】ハンカチは暴れ出し、あなたの手から逃げようとする。 【4】空中を飛び回るハンカチ。それを捕まえようとするあなた。 【5】再び鐘の音がして、ハンカチはゆっくりと動きを止めて静かになる・・・
といった感じです。
「なぜ鐘の音でハンカチに魂が宿ったのか?」などストーリーをつける事もできます。(こうなってくると本格的なマジックの演技となってきますね。)
さあ、あなたもまずは鏡で自分の演技を見ながら 「何て面白いんだ。」・・・と遊んでみるところから始めましょう!(^o^)
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