・製作/JMA ・解説書/まほうとまほう |
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ロープの長さ 約80cm |
白いロープにリボンの蝶々がとまっています。
「黄色い蝶々は今一番下にとまっていますね。 今から、このリボンの蝶に魔法をかけて命を吹き込みましょう。」 |
魔法をかけてからロープをいったん背中にまわし、すぐに前に出してきます。
するとどうでしょう!黄色い蝶々が一番上に 移動しているではありませんか!?
「この通り、蝶は魔法によって本物の蝶のように飛び回り、 |
もう一度行うとまた一瞬にして一番下に 移動してしまいます・・・・・・
「どうですか?不思議でしょう?」
「・・・ロープを反対に持っているだけじゃないかーー!」 会場の子ども達が騒ぎ出します・・・ |
「・・・いやいや、そんなことは無いですよ!?ちゃんと蝶々は移動していますよ。」
そう言ってもう一度、上や下に移動させて見せます。しかしみんなは信用してくれません。
「じゃあさ、真中に移動させてみてよ!?」
子どもからスルドイ指摘が・・・
「・・・いいですよ?」 !? 何と本当に真中に移動してしまいました! 絶対ロープを持ち替えているだけだと思っていた
「ね?この蝶々は自由に飛び回っているのです。」 |
いつの時代もサッカートリック(※)は人気があります。(※一度タネが分かったと思わせて再度驚きが待っているタイプの手品) ロープにとまった蝶々という設定が綺麗で可愛く、まさにキッズショーに最適なマジックと言えます。(サッカートリックは間違いなく子ども達に受けますし(^^)) また大きく鮮やかなリボンを使用していますので、遠くからでもはっきりと見えるところも良いですね。 リボンの蝶々は最初から付けた状態で始める事もできますがみんなの目の前でロープに蝶々を付けるところからスタートする事もできます。 サッカートリックは観客とのやり取りが面白いところですので、クライマックスにいくまでに、ある程度ねばって演技を盛り上げます。 「いやホントですって!本当にこの蝶は生きているんですよ!その証拠に・・・さっきだって私はこの蝶に血を吸われたんですから・・・」 「そんなに疑うのなら蝶に直接聞いてみましょう。(耳を蝶に当てる)・・・・『私は立派に生きている』と言っています。」 大して証拠にもならないような事を言いながら言い訳をするマジシャンに会場、子ども達は大笑いになるでしょう。(^^) そして最後は意外な結末に拍手喝采! ・・・こういうタイプのマジックは盛り上げやすいのです。(^^) |